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正確に決まった量の液体を注入することができるポンプを定量ポンプといい、決められた一定量の液体を高い精度で繰り返し注入することが必要な場面においては欠かすことができない技術・設備です。
ここでは用途や性能などについて紹介します。
往復機構に分類されるもので、ロッド状ピストンであるプランジャーが往復運動を繰り返すことにより容積が変化し、液体の吸い込みと吐出を繰り返す構造になっており、連続して高圧の定量送液が行えるポンプです。
往復機構に分類されるポンプであり、プランジャーポンプと同様にピストンの往復運動により送液が行われますが、送液に伴うシールや弁がピストン側に用いられるものがピストンポンプであり、本体側に用いられるものがプランジャーポンプと区別されています。
回転機構に分類されるもので、別名を「モーノポンプ」と呼ばれます。筒状のポンプ内部においてネジ状のローターを回転させることや、回転と偏心を繰り返すことによりネジの溝に沿った送液が可能になり脈動の極めて小さい定量送液を実現します。
回転機構に分類されるポンプであり、ケーシングと2つの歯車によって構成されています。
歯車の回転により2つの歯車が噛みあうことで吐出を行うポンプであり、油や樹脂、塗料、接着剤などの高粘度液の送液にも適しています。
定量ポンプは一定容積の吸引と吐出を繰り返すことにより、時間平均としての定量性の確保を実現しています。
そのため吸引・救出を繰り返すことにより発生する脈動の影響で、一回の吸引排出動作においては流量に増減が生じてしまい短時間で見た場合は多くの定量ポンプで吐出量にはブレが出ることがあります。
この脈動を抑えるためには次のような対策が考えられます。
脈動による振動はポンプの劣化などを引き起こす恐れもあるため、長く使うためには工夫が必要になります。
対策はポンプの種類によってもさまざまなので、より効果的な運用を実現するためにもプロの任せるともよいでしょう。
定量ポンプは高い精度が必要になる用途で使われることが多く、脈動への対策が重要になる設備です。
より高い精度・安定性を実現するためにも、プロによる選定や対策を依頼することも検討しましょう。
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